この統合では、Amplitudeのアナリティクスと Brazeのモバイルマーケティング自動化ツールを組み合わせます。これにより、行動コホートをAmplitudeからBrazeにエクスポートして、ユーザーのエンゲージメントを向上させることができます。または、BrazeのCurrents機能を使用して、BrazeからAmplitudeにエベントデータをエクスポートできます。
Brazeには、アプリ内、プッシュ、Eメール、ウェブなどの複数のチャンネルからユーザーをエンゲージできるマーケティングエンゲージメント自動化ツールがあります。この統合を使用することで、マーケティングおよびグロースチームがユーザーエンゲージメントを推進することができます。
この記事で学ぶこと
この記事では、BrazeとAmplitudeの統合のセットアップ方法についてご説明します。
開始する前に
Braze / Amplitudeの統合はグロースとエンタープライズの顧客のみ利用できます。
現時点で、統合は匿名のユーザーへの対応はサポートしていません。AmplitudeとBraze間でのユーザーの識別するため、ユーザーIDを設定する必要があります。
この統合ではAmplitudeとBraze両方で匿名化されたUUIDが識別子として機能するため、AmpludeにEメールまたはPIIを送信する必要はありません。
CurrentsにはいくつかのBrazeパッケージが付属しています。パッケージのご利用については、Brazeカスタマーサクセスマネージャーまたはsupport@braze.comまでご連絡ください。
統合のセットアップと使用
行動コホートのBrazeへのエクスポートは、次の手順で行います。
- まだ行動コホートがない場合場合は、AmplitudeとBrazeのアカウントにサインアップしてください。Amplitudeのクイックスタートガイドは、Amplitudeオーガ ニゼーションをセットアップして最初のプロジェクトを作成する方法いついて記載しています。Brazeアカウントを作成するには、www.braze.comにアクセスしてください。
- BrazeダッシュボードのAmplitudeインポートのページからAmplitude/Brazeデータインポートキーを取得します。
- Amplitudeで、ソースと宛先 --> {プロジェクト名} --> 宛先 --> Brazeの順で選択します。 モーダルウィンドウで、Brazeデータインポートキーを入力し、対象のエンドポイントを選択します。
注意: この統合はプロジェクト単位で有効にする必要があります。
- 保存をクリックします。 ステータスが「アクティブ」に変わります。
- AmplitudeからBrazeにユーザーをエクスポートするには、最初にエクスポートするユーザーのコホートを作成します。Amplitudeのコホートの詳細は こちらをお読みください。
- コホートの作成後、同期先...をクリックしてユーザーをBrazeにエクスポートします。次にBrazeに進み、これらのユーザーにフィーチャーを使用できます。
- コホートをBrazeにエクスポートした後、コホートを含むBrazeのセグメントを作成できます。AmplitudeのコホートはBrazeのセグメントには<g id="1" ctype="x-strong" equiv-text="<strong>">表示されません</g>。セグメント内のフィルタパラメータとしてコホートを作成する必要があります。次の値でフィルタを追加します:<x id="2" ctype="x-br" equiv-text="<br>"><g id="3" ctype="x-strong" equiv-text="<strong>"><x id="4" ctype="x-br" equiv-text="<br>"></x></x>Amplitude Cohorts</g> <g id="5" ctype="x-em" equiv-text="<em>">includes <segment name></g>.<x id="6" ctype="x-br" equiv-text="<br>"><x id="7" ctype="x-br" equiv-text="<br>"></x></x>これにより、コホート内のユーザーにセグメントが制限されます。
Braze Currentsの統合
Brazeには、BrazeからリアルタイムでAmplitudeにデータをエクスポートできるBraze Currentsというフィーチャーもあります。 BrazeからAmplitudeに送信するイベントは、Amplitudeのイベントの数量割当にカウントされます。統合のセットアップと使用方法の詳細については、BrazeのCurrentsドキュメンテーション Braze > テクノロジーパートナー > AmplitudeとCurrentsについてをご覧ください。
注意: CurrentsにはいくつかのBrazeパッケージが付属しています。パッケージのご利用については、Brazeカスタマーサクセスマネージャーまたはsupport@braze.comまでご連絡ください。
Amplitude Recommend
Amplitude Recommend(旧称Amplitude Engage)は行動オーディエンスを広告ネットワーク、マーケティング自動化ツール、パーソナライゼーションエンジンに自動送信するため、キャンペーンやプロダクト体験をカスタマイズを改善できます。
Amplitude Recommendでは、コーホートをセットアップして時間および(または)日付単位でBrazeと自動的に同期させることができるため、オーディエンスが適切なマーケティングメッセージを定期時に受け取ることができます。
Recommendを使用してユーザーのプロパティと計算されたプロパティをBrazeのカスタム属性に送るには、BrazeユーザートラックAPIの宛先を選択します。直前の90日にアプリでアクティブ状態だったユーザーに対して、Amplitudeに保存済みのユーザープロパティまたは計算されたプロパティを同期することができます。
ユーザーのユーザープロパティを更新する場合、AmplitudeはBrazeのカスタム特性をそのユーザープロパティまたは計算されたプロパティと同じ名前に更新します。Amplitudeのユーザープロパティは文字列タイプのカスタム特性として送られ、計算されたプロパティは数値タイプの特性として送られます。
BrazeユーザートラックAPIはBrazeアプリグループAPIキー を使用します。これはBrazeの開発者コンソールから作成できます。このキーは上記のAmplitudeの「データインポートキー」とは異なります。
注意: Amplitude Recommendの詳細については、このページをご覧いただくか、またはカスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。
日次/月次でBrazeに同期するようにコホートをセットアップしたい場合は、同期するコホートに進み、「同期先...」をクリックして「Braze」を選択します。表示されたダイアログで、時間単位または日次の同期化を許可したり、同期化されたコホートの同期化を無効にしたりすることができます。
コホートを同期化する場合、コホートの上に通知が表示されます。通知には、同期の頻度、前回の同期時間、手動の「今すぐ同期」ボタンが表示されています。