イベントセグメンテーション分析の解釈、その2:高度な機能

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  • 計測モジュールの機能を使って分析をカスタマイズ

この記事では、イベントセグメンテーション分析を理解する際に利用できる、より高度な機能をいくつか紹介します。基本的な内容は、その1をご参照ください

移動平均

移動平均は重みづけのない平均を表示し、チャートをなだらかにします。例えば、平日はプロダクトを使うが週末には使わないユーザーなど、周期的なユーザーがいる場合に役立ちます。

チャートに移動平均を適用するには、Advanced(高度なオプション)をクリックし、ドロップダウンメニューからRolling Average(移動平均)を選択します

解釈

 

注:移動平均で許容される最大範囲は、5分間隔36回(3時間)、72時間、90日、12週間、または12か月です。

このチャートでは、2月26日から3月28日までの日次イベント数を移動平均なしで表示したものです。折れ線に大きな山や谷ができています。

解釈

しかし、7日間の移動平均を適用すると、こうした変動がなくなります。これは、各データポイント前7日間分のデータの平均値になったためです。

解釈

それぞれの日のデータポイントには、その日のデータも含まれることにご注意ください。今日の日付については、当日のデータ収集が完了していないことを点線で示します。日付ピッカーのOffset(オフセット)を使って点線を隠すこともできます。

また、7日間の移動平均では、選択した期間の初めの6日間については、選択された期間外のデータを取り込みます。例えば、2月を分析対象とした場合、2月6日の結果は1月31日から2月6日までのデータの平均となります。

移動期間

データをなだらかにするもう一つの方法は、移動期間です。各データポイントで、過去N日間の情報の合計を表示します。7日間のアクティブユーザー数など、合計の指標を1日ごとに確認したい場合に便利です。

移動期間は選択した期間内のデータの平均値ではなく、データの合計を表示する点で移動平均と異なります

チャートに移動期間を適用するには、Advanced(高度なオプション)をクリックし、ドロップダウンメニューからRolling Window(移動期間)を選択します。

注:移動期間で許容される最大範囲は、5分間隔36回(3時間)、72時間、90日、12週間、または12か月です。

このチャートでは、4月5日から5月5日までの1日ごとのユニークを移動期間なしで表示しています。マイクロスコープを使用すると、4月21日のユーザー数は7,560,891人だったことがわかります。

interpret_event_seg_2-6.png

以下では、7日間の移動期間を適用した1日ごとのユニーク数が表示されています。4月21日のデータポイントでは、4月15日から4月21日までのユニークユーザー数で、重複分は除かれています。

解釈

移動平均と同様に7日間の移動期間を使うと、選択した期間の初めの6日間については、選択された期間外のデータを取り込みます。例えば、2月を分析対象とした場合、2月6日の結果は1月31日から2月6日までのデータの平均となります。

累計

累計は、各データポイントでその時点までのイベントの累計を表示します。例えば、購入イベントから得られた収益の累計額を示したい場合などに、累計が役立ちます。

チャートに累計を適用するには、Advanced(高度なオプション)をクリックし、ドロップダウンメニューからCumulative(累計)を選択します

注:数式で累計を使う場合は、Formula(数式)をクリックし、CUMSUMと入力します。

このチャートは、購入完了イベントから得られた収益の累計を表しています。4月19日のデータポイントは、選択した期間の初めから4月19日までに得られた収益の合計を示しています。この場合は、4月17日、18日、19日です。

interpret_event_seg_2-8.png

一意の累計を使用すると、重複を取り除いた各データポイントのユニークユーザーのカウントが生成されます。

以下の例を見てみましょう。
  • 4月17日、ユーザーAは購入完了をトリガーしました。
  • 4月18日、ユーザーAとユーザーBが購入完了をトリガーしました。
  • 4月19日、ユーザーCとユーザーDが購入完了をトリガーにしました。

4月19日のデータポイントでは、4月17日から4月19日までに4人のユニークユーザーが当該イベントを発生させたため、合計4カウントが返されます。

リアルタイムセグメンテーション

セグメンテーションデータをリアルタイムを見ることができます。ただし、以下の注意点があります。

  • リアルタイムでセグメントできるデータは最大1日分です
  • イベントの時間は切り捨てで計算されます
  • 全ユーザーのチャートは5分ごとにキャッシュされます

期間比較(過去との比較)

過去との比較機能を使うと、現在の期間についての結果と、前日や、前の週、前月、前四半期、または前年の同じ日の結果を比較できます。

例えば、今週と先週の購入完了数を比較したい場合を見てみましょう。

解釈

青のセグメントが現在の期間を示し、緑のセグメントは先週のデータを表しています。

interpret_event_seg_2-10.png

期間同士の比較の間隔は設定から変更できるため、実際に比較したい期間を選択できます。表示を値から変化率に切り替えることもできます。

期間同士の比較のためのカスタム数式

カスタム数式の指標でも期間同士の比較を行うことができます。例えば、現在の移動平均と先月の移動平均を比較することができます。

解釈

 

また、イベントセグメンテーションチャートについてのFAQはこちらです。