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イベントとプロパティは、Amplitudeプロジェクトの生命線です。Amplitudeのデータ管理機能により、1か所の場所でイベントとイベントプロパティを簡単に管理および変更できます。
注意: ここでカバーする機能は、すべてのプランタイプで利用できます。データ管理PLE(旧称タクソノミーアドオン)で利用できる追加機能については、こちらを参照してください。
イベントとプロパティを管理する
特定のプロジェクトで実装したすべてのイベントタイプのリストと、各基本情報が[イベント]タブであります。
- イベントタイプのステータス
- 割り当てたカテゴリー
- アクティブイベントか、非アクティブイベントか
- 表示または非表示かどうか
- その30日間のボリューム。これは、このイベントタイプの過去30日間に受け取ったイベントの数のことです。
- 30日間のクエリ。これは、このイベントタイプが過去30日間にチャートで使用された回数です(カスタムイベントはこの指標から除外されます)
- このイベントタイプが、Amplitudeによって最も最近表示された日付
同様に、[イベントプロパティ]タブと[ユーザープロパティ]タブには、特定のプロジェクトで実装したプロパティの基本情報があります:
- プロパティのステータス。これは、現在ブロックされているプロパティにフラグ付けされています
- ユーザープロパティの現在の可視性
- プロパティの現在の30日間のクエリ値
- Amplitudeがプロパティを最初に表示した日付
- Amplitudeが最も最近プロパティを表示した日付
名前をクリックすると、イベントまたはプロパティの詳細を表示できます。イベントの詳細パネルには、Amplitudeによって最初に表示されたイベントタイプの日付、イベントタイプが送信されたプラットフォーム、そのイベントに関連付けられたプロパティのリスト、イベントを含むチャートの一覧が表示されます。ここでは、イベントまたはプロパティの表示名と説明を編集することもできます。プロパティの詳細パネルには、そのプロパティを含むチャートの一覧も表示されます。
イベントにそれが関連付けられたプロパティがある場合、[イベント]タブ自体から表示することもできます。イベント名の横にあるカラットをクリックして、以下のプロパティリストを展開します。
検索バーを使用して、または、その横にあるドロップダウンを使用して、ステータスまたはカテゴリー別のフィルターを作成することができます。
注意: 進む前に、この記事を参照して、イベントまたはプロパティの非表示、ブロック、削除の違いを確認し、最良のオプションを選択してください。
既存のイベントからカスタムイベントを作成する
[イベント]パネルで、1つ以上の既存のイベントからカスタムイベントを作成できます。Amplitudeはカスタムイベントと既存のイベントを組み合わせ、新しいカスタムイベントのアクティビティとしてユーザーアクティビティをカウントすることができるようになります。これは、訪問者がview_landing_page_1
イベントやview_landing_page_2
イベントを発行したかどうかなど、関連イベントまたは類似イベントの全体的なアクティビティを簡単にトラックしたい場合に便利です。
これを行うには、次のステップに従ってください:
- カスタムイベントに含めるすべてのイベントの名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [カスタムイベントを作成]をクリックします。
- カスタムイベントに名前と説明を付けます。
- 必要に応じて、[where+]をクリックして、イベントにプロパティを追加します。
- [変更を保存]をクリックします。
カスタムイベントの作成に関する詳細は、こちらを参照してください。
イベントのカテゴリーを変更する
[イベント]タブから直接イベントタイプのカテゴリを更新できます。これを行うには、次のステップに従ってください:
- イベント名の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [カテゴリー]ドロップダウンから、このイベントが属するカテゴリーを選択します。
イベント名の横にある右矢印をクリックして、詳細パネルを開き、ドロップダウンメニューからカテゴリを選択することで、イベントのカテゴリを変更するオプションもあります。
現在のスキーマのコピーをダウンロードする>適切なカテゴリを記入する>スキーマを希望するプロジェクトに再アップロードすることで、イベントカテゴリを一括更新することもできます。
イベントの表示名を変更する
[イベント]タブから直接イベントタイプの表示名を更新できます。これを行うには、次のステップに従ってください:
- イベント名をクリックします。
- イベントに新しい表示名を入力します。
イベント名の横の右矢印をクリックして、詳細パネルを開き、イベントの表示名を変更するオプションもあります。次に、イベント名をクリックして、表示名を入力します。
注意:これは、生データを変更せず、Amplitude UI内のイベントの表示名のみを変更します。
ユーザープロパティの表示名を変更する
[ユーザープロパティ]タブからユーザープロパティの表示を更新できます。そうするためには、次のステップに従ってください:
- ユーザープロパティ名をクリックして、詳細パネルを開きます
- パネルでユーザープロパティ名をクリックして、表示名を入力します。
注意:ここでは、生データは変更されず、Amplitude UI内のユーザープロパティの表示名が変更されます。
イベントまたはプロパティの説明を変更する
イベントの説明を変更して、会社の他のメンバーがイベントの内容を理解できるようにすることができます。そうするためには、次のステップに従ってください:
- イベント名の
横の右矢印をクリックして、詳細パネルを開きます。
- 「説明を追加...」と表示されているイベント名の下をクリックします。
- イベントの説明を入力します。
イベントプロパティの説明を2つの異なる方法で変更できます。同じイベントプロパティは複数のイベントタイプに適用できるため、「グローバル」イベントプロパティと「特定の」イベントプロパティの説明を追加するオプションがあります。イベント固有のイベントプロパティの説明が存在しない場合、説明は「グローバル」イベントプロパティのデフォルトになります。
- イベント固有のイベントプロパティの説明を変更するには、[イベント]タブに移動して、イベント名の
横の右矢印をクリックし、詳細パネルを開きます。次に、「説明を追加...」と表示されるイベントプロパティの横に説明を入力します。
- イベントプロパティの「グローバル」説明を変更するには、[イベントプロパティ]タブに移動して、イベントプロパティをクリックし、詳細パネルを開きます。次に、「説明を追加...」と表示されるイベントプロパティの横に説明を入力します。
[ユーザープロパティ]タブに移動して、プロパティ名をクリックし、詳細パネルを開き、「説明を追加...」と表示される説明を入力すると、ユーザープロパティの説明を変更できます。
スカラーシップ、グロース、エンタープライズプランのお客様は、詳細パネルでイベントの画像をアップロードすることもできます。画像をアップロードすると、会社のメンバーがイベントのイメージを把握することができます。
イベントの画像をアップロードするには、次のステップに従ってください:
- 名前の
横にある右矢印 をクリックして、詳細パネルを開きます。
- [画像を追加]をクリックして、画像をアップロードします。
現在のスキーマのコピーをダウンロードする>適切な説明を記入する>スキーマを希望するプロジェクトに再アップロードすることで、イベントの説明を一括更新することもできます。
イベントのアクティビティステータスを変更する
イベントの[アクティビティ]ドロップダウンをクリックして、新しいステータスを選択するだけで、1つのイベントのアクティビティステータスを変更できます。ユーザーがイベントをアクティブに実行しなかったけれども、イベントがユーザーに発生した場合は、ユーザーはイベントを非アクティブとして設定する場合があります。例えば、「プッシュ通知送信」または「メッセージ受信」は、非アクティブとマークされる可能性のあるイベントの例です。
イベントのアクティビティステータスを非アクティビティに設定すると、アクティビティユーザーとアクティビティをカウントするダッシュボード指標からそのイベントが削除されます。非アクティブイベントを発行するユーザーは、その日のアクティブユーザーとしてはカウントされませんが、新しいユーザー定義にカウントされます。
注意: イベントのアクティビティステータスをアクティブから非アクティブに変更した場合、Amplitudeはその変更を即時かつ遡及的に適用するため、履歴データに変更が表示されると思ってください。非アクティブイベントは、イベントボリュームに対してカウントされます。
複数のイベントのアクティビティステータスを一度に変更するには、次のステップに従ってください:
- 目的のイベント名の横にあるチェックボックスをクリックします。
- 必要に応じて、[アクティビティを編集]ドロップダウンをクリックします。
- イベントの新しいステータスを選択します。
イベントまたはプロパティの可視ステータスを変更する
イベントの表示ステータスを非表示に設定すると、トラックしたいけれども、チャートのダッシュボードに表示させたくないプロパティがあるばあいに役立ちます(一般的な例としてプッシュ通知イベントなど)。イベントまたはプロパティを非表示としてマークすると、それに関連付けられた生データは削除されません。
イベントまたはプロパティの[Visibility(表示/可視)]ドロップダウンをクリックして、新しいステータスを選択するだけで、1つのイベントの表示ステータスを変更できます。
複数のイベントの表示ステータスを一度に変更するには、次のステップに従ってください:
- 目的のイベント名の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [表示を編集]ドロップダウンをクリックします。
- イベントを非表示にするチャートを選択します。
複数のイベントまたはユーザープロパティの表示ステータスを一度に変更するには、次のステップに従ってください:
- ステータスを変更するイベントまたはユーザープロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。(イベントプロパティでは、[イベント]タブでプロパティを見つける必要があります)
- [表示を編集]ドロップダウンをクリックします。
- 新しいステータスを選択します(表示または非表示)。
[表示]列のドロップダウンを使用して、1つのイベントまたはユーザープロパティの表示ステータスを変更することもできます。
イベントまたはプロパティを非表示、ブロック、または削除するかどうかを決定したい場合は、この記事を参照して、各ステータスの違いを確認してください。
イベントとイベントプロパティをブロックする、およびそのブロックを解除する
ブロックすることで、Amplitudeに特定のイベントまたはイベントプロパティのデータの収集をやめさせることができます。Amplitudeは、ブロックが解除されるまで、そのイベントまたはプロパティのデータ処理を即座に停止します。
イベントをブロックするには、次のステップに従ってください:
- ブロックするイベントまたはプロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [ブロック]をクリックします。
- 確認モーダルが表示されます。確認後、イベントまたはプロパティをブロックを決定した場合は、[ブロック]をクリックします。
- ブロックしたイベントのブロックを解除するには、ステップ1~3に従い、[ブロック]ではなく、[ブロックを解除]をクリックします。
イベントまたはプロパティを非表示、ブロック、または削除するかどうかを決定したい場合は、この記事を参照して、各ステータスの違いを確認してください。
ユーザープロパティをブロックする、およびそのブロックを解除する
ブロックすることで、Amplitudeに特定のユーザープロパティのデータの収集をやめさせることができます。プロパティをブロックすると、Amplitudeはブロックを解除するまで、そのデータについてのデータの処理をすぐに停止します。
ユーザープロパティをブロックするには、次のステップに従ってください:
- ブロックするプロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [ブロック]をクリックします。
- 確認モーダルが表示されます。確認後、プロパティをブロックすることを決定した場合は、[ブロック]をクリックします。
- ブロックされたプロパティのブロックを解除するには、ステップ1〜3に従って、[ブロック]ではなく、[ブロックを解除]をクリックします。
イベントまたはプロパティを非表示、ブロック、または削除するかどうかを決定したい場合は、この記事を参照して、各ステータスの違いを確認してください。
ブロックリストを管理する
ブロックリストは、特定のプロジェクトで現在ブロックしているすべてのイベントタイプとユーザープロパティのリストであると同時に、以前にブロックしたイベントタイプとユーザープロパティの履歴ビューでもあります。ブロックリストには、プロジェクトから削除されたイベントタイプも表示されます。
[データ管理]の[詳細]タブからブロックリストにアクセスできます。
ブロックリスト内からイベントタイプとプロパティをブロックすることもできます。これを行うには、[+データフィルターを追加]をクリックします。次のモーダルで、Amplitudeがブロックするイベントまたはプロパティのパラメータを設定します。
イベントまたはプロパティを非表示、ブロック、または削除するかどうかを決定したい場合は、この記事を参照して、各ステータスの違いを確認してください。
ユーザープロパティを削除する、およびそれを元に戻す
ユーザープロパティを削除すると、ユーザープロパティが取り込まれず、チャートドロップダウンからプロパティが削除されます。これは、ユーザープロパティでこれ以上クエリすることができないことを意味します。ユーザープロパティを削除しても、既に取り込まれているイベントのプロパティは削除されません。これは、ユーザーのイベントストリーム内の過去のイベントには、ユーザープロパティデータが含まれていることを意味します。
不要のユーザープロパティを削除するには、次のステップに従ってください:
- 削除するプロパティまたはプロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [削除]をクリックします
- 確認モーダルが表示されます。これにより、確認フレーズを入力して、削除プロセスを続行するよう指示されます。テキストボックスにそれを入力して、[削除](#)プロパティをクリックします。
プロパティを削除した後に気が変わった場合は、簡単に元に戻すことができます。これを行うには、次のステップに従ってください:
- ステータスフィルタードロップダウンから、[削除]を選択します。これにより、[ユーザープロパティ]タブが、削除したイベントのみを表示するために制限されます。
- 元に戻したいプロパティまたは複数のプロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [元に戻す]をクリックします。
イベントまたはプロパティを非表示、ブロック、または削除するかどうかを決定したい場合は、この記事を参照して、各ステータスの違いを確認してください。
イベントとイベントプロパティを削除して、元に戻す
イベントを削除すると、イベントが取り込まれず、チャートドロップダウンからイベントが削除されます。これは、イベントでそれ以上クエリができなくなることを意味します。注意: イベントまたはイベントプロパティを削除すると、履歴データに表示されます。イベントを削除すると、Amplitudeはそのイベントのデータを収集せず、イベントは月次イベントボリュームまたは実装制限にカウントされなくなります。また、実装を更新して、削除されたイベントタイプの送信を停止しなけれななりません。
不要のイベントとイベントプロパティを削除するには、次のステップに従ってください:
- 削除するイベントまたはイベントプロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [削除]をクリックします
- 確認モーダルが表示されます。これにより、確認フレーズを入力して、削除プロセスを続行するよう指示されます。テキストボックスにそれを入力して、[削除](#)イベント/[削除(#)プロパティをクリックします。
イベントを削除した後に気が変わった場合は、簡単に元に戻すことができます。これを行うには、次のステップに従ってください:
- ステータスフィルタードロップダウンから、[削除]を選択します。これにより、[イベント/イベントプロパティ]タブは、削除したイベント/イベントプロパティのみを表示するようになります。
- 元に戻したいイベントまたはイベントプロパティを検索して、その名前の横にあるチェックボックスをクリックします。
- [元に戻す]をクリックします。
注意:イベントを元に戻したら、イベントが再度取り込まれるまでに最大24時間かかる場合があります。
イベントまたはプロパティを非表示、ブロック、または削除するかどうかを決定したい場合は、この記事を参照して、各ステータスの違いを確認してください。
クエリからイベントをフィルターする(フィルターをドロップする)
注意:ドロップフィルターは、データ取り込み中に適用されないクエリ側フィルターとして、イベントボリューム制限には影響しません。
ドロップフィルターを作成するには、次のステップに従ってください:
- [データ管理]で、[詳細]タブに移動し、[ドロップフィルター]をクリックします。
- これが最初のドロップフィルターの場合、次の画面が表示されます:[ドロップフィルターを作成]をクリック
します。これが最初のドロップフィルターでない場合は、既存のすべてのドロップフィルターのリストが表示されます。[フィルターを追加]をクリックして、新しいフィルターを追加します。 - [ドロップフィルターを追加]モーダルで、[イベントを選択…]をクリックし、フィルターするイベントを選択します。
- [プロパティを選択…]をクリックして、フィルターを絞り込む関連プロパティを含めます。例えば、特定の地理的場所から来たすべての購入イベントをフィルターしたい場合などです。プロパティのリストから、その場所を選択すればよいだけです。
注意:ドロップフィルターには比較演算子(「含む」など)を使用できないため、正確な文字列を使用して、値を一致させる必要があります。 - フィルターするイベントの日付/時間範囲を設定します。サーバーのアップロード時間は、指定したイベント時間に自動的に設定されます。[カスタムタイム]ラジオボタンをクリックして、サーバーアップロード時間の異なる時間範囲を設定できます。
注意:イベント時間とサーバーアップロード時間の両方で範囲を選択する必要があります。イベントは、フィルターされる両方の範囲内で選択する必要があります。
また、イベント時間とサーバーのアップロード時間は稀な場合、若干異なる場合があります。 - 希望する場合は、フィルターしたデータをドロップする理由を説明するために、ノートを追加することができます。
- [フィルターを追加]をクリックして、プロセスを完了します。
ドロップフィルターを編集する場合は、ドロップフィルターリストでその名前をクリックします。右に表示されるパネルで、[編集]をクリックします。
注意:ドロップフィルターは、ユーザーアクティビティビューには影響しません。